site_review: 2021-12-10 03:18:11.488790 【映画】ファイト・クラブ

【映画】ファイト・クラブ

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【映画】ファイト・クラブ


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主人公は、高級ブランドの衣類や家具に囲まれ、執拗な拘りを持ってコレクションを続けている男。
ある日、ガス爆発で住居や家具衣服全てが失われる。仕方なくフライトの相席で知り合った男と廃墟で同居を始めた。その時に感じた、今まで追われるような強迫観念で家具衣服の収集していた行為からの解放感。男と本気で血だらけになって殴り合う事で感じる自分は生きているんだという実感。やがて男と殴り合う行為はメンバーが増え、定期的な集会となる。そこで勝利する男は社会的立場が弱い人間もいたが、そこでは本能的に「男」として強さを持った者ばかりだった。果たして現代社会の階級構造とは何なのか。やがてこの集団は社会的権威を破壊するテロ集団へと変貌していく。
男たちの汗にまみれた肉体美で、本能的に拳を合わせる鮮烈な映像美に魅せられる反面、現代の物質至上主義、消費主義を社会構造も踏まえて否定する一面も併せ持つ。反社会的要素が強く、公開当時はなかなか受け入れられなかったようだが、ボディブローのように後からテーマ性の深さが効いてくる映画。単純に肉体と拳で闘うアクション、クライムムービーとして楽しめるかもしれないが、年齢を重ねて本作を見直した時、再び新たなる発見がある。お勧めです。


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