【技術本】Maya実践ハードサーフェスモデリング:プロップと背景から学ぶワークフロー
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【技術本】Maya実践ハードサーフェスモデリング:プロップと背景から学ぶワークフロー
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MAYAの基本操作に関しては、別途基本解説書を参考とする事。ある程度の基本操作に慣れている人が対象の解説書。
現役のCGアーティストとしての、ものづくりの視点も踏まえた効率なモデリング作業方法のノウハウ(如何に単純な構成パーツに分解して複雑なものを組み上げて作れるようにするか)が盛り込まれている。それを踏まえ、ロボット(主に近景用途)と背景パーツ(遠景用)の2種類のUV設定、サーフェス設定について学ぶことができる。これらの概念はMAYAソフトウェアに限らず、共通して通用できる技術として落とし込んで紹介してくれている点もありがたい。
また、CGのプロフェッショナルとして働く場合を想定して、各スタジオ固有や共通の様式や、CG作成時に注意する点においても著者の経験を踏まえた生の肉声として各作業工程ごとにトピックとして紹介してくれているので、CG業界に興味がある人には非常に参考になるのではないでしょうか。
解説書では、マシンや建築物など無機物中心だが、概念を理解すれば有機物にも応用が効く。自分のCG技術をひと段階上げたいと考える人にはオススメの著作です。
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