【技術本】マンガ線形代数入門
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【技術本】マンガ線形代数入門
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前半(1〜4章)は、数3の行列の内容と同等のことを前提知識として説明。
「5章:一次変換」、「6章:固有値と固有ベクトル」あたりから本格的な大学数学レベルへと入っていく。
とは言っても、前提知識を解きほぐして解説してくれているので全体的に非常にわかりやすく章を進めることができる。行列をまだ勉強してない人の段階からお勧めできる著作だと思います。
気になった点:P166の一コマ目
「ある行列をAとして、その行列である点(p,q)を〜」とある。
行列Aは一時変換するための行列として無作為に成分を選定できる。点(p,q)は一次変換対象であり「2*1行列」としてAに掛けられるだけの座標値であり、事前に座標p,qの値決定に行列Aの存在の影響はないと思うのだが。「ある行列をAとして、その行列である点(p,q)〜」という表現は、あたかも行列Aによって点(p,q)が決定づけられたような文章の読み取られ方もできるので、気になった。こちらの誤読であったらすみません。
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