site_review: 2025-07-22 01:20:38.838762 【ゲーム】アサシン・クリード・シャドウズ

【ゲーム】アサシン・クリード・シャドウズ

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【ゲーム】アサシン・クリード・シャドウズ


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シリーズ初の日本が舞台。
侍の弥助(剛腕正面突破系)と、忍びの奈緒江(動きが素早く暗殺系)の二人のキャラクターを使い分けて遊ぶことができる。
城の攻略、古墳の探索、九字切り(奈緒江)、形の修行(弥助)の制覇、暗殺すべき組織の全て一掃までやりこんで約80時間でクリア。シリーズの特徴でもある、広大なマップと、膨大なイベントで長いながらも凝縮された密度高いゲームプレイであった。
シリーズは、オデッセイから久しぶりにプレイしたが、本作はストーリー性が高く出だしから引き込まれるインパクトがあり、カットシーンもより凝った映画的な演出となって、よりドラマチックで没入感が高く改良されていると感じた。
ゲームプレイにおいても、ターゲット以外の敵を全て一掃しても得られる経験値は少なく、如何にターゲットを素早く確実に仕留めて高経験値を得るかが鍵となっており、様々な暗殺方法を試行錯誤できる作りとなっている。もちろん正攻法の真正面から敵を蹴散らして目標に辿り着くにもいいし、闇に紛れて目標に忍び寄り周囲に人間をすり抜けてターゲットを仕留めて素早く去って行ったり、寝静まったタイミングを見計らって暗殺するなど、色々な暗殺手段が試せる。暗殺テクニックも、日本ならではの時代劇などを見たことがある人ならわかるものが複数仕込まれている。
暗殺が決まった時に、水墨画のような映像でトドメを指す演出も、ミッションの達成感を高めてくれる。
グラフィックもかなり美しい出来栄え。日本の四季を美麗に表現してくれたり、天候の変化で暴風雨、猛吹雪なども派手な映像エフェクトで表現され臨場感がある。城や寺などの日本各地の名所も再現度がかなり高くバーチャルな観光にもなります。
レビューの最後に気になる点をいくつか挙げてあるが、その点を踏まえても十分長く楽しめる丁寧に作り込まれた作品。ほんと、この膨大なマップ、都市の数々、そこに配置された人々や兵士。これらを作り上げた膨大な仕事量は驚異であるとしか言いようがない。
発売前に日本リスペクトに関して配慮がないと炎上した案件であるが、プレイ内容については十分配慮されておりほぼ問題ないと感じた。(確かに著作権のある画像をコンセプトアートの資料に加工流用して公開するのは多少問題があったかもしれないが)過剰に叩かれるほどの品質の悪さはなく、シリーズを経てゲーム全体のクオリティが改善されつつある作品の品質であるので安心してプレイできると感じた。逆にこの規模とクオリティの日本の作品を、自国で製作できない悔しさも感じるほど作り込まれている。

気になる点
・戦闘場面で地形も凝っているのだが、小さな段差のために必殺技が届かなかったりするのが気になった。
・物の売買において購入時と購入終了時に選択を挟んでから画面が切り替わるのがテンポ悪い。購入画面で画面が切り替わり商人の姿がアップで映されるが特にモーションが入ったり表情が変わるわけでもない点が気になった。
・地形で傾斜が高すぎるところは登りきれず、ずり落ちてしまうのがストレス。しかし、何の緊張感もなくどこでも移動できてしまうのも詰まらないので一長一短で評価が分かれる点でもあると思う。
・岩や壁などを登っているとき、最後のてっぺんに登り切る動作がなかなか発動せず、横移動をいくつか試さないと登り切ってくれない時がある。


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