site_review: 2025-10-15 22:07:02.658027 【ゲーム】サイレントヒルf

【ゲーム】サイレントヒルf

https://amzn.to/4n7qOfh


【ゲーム】サイレントヒルf


x postへポスト
舞台は1960年代の日本。ある人生の通過儀礼についてマルチエンディングで一貫したテーマとして取り扱っている。
ストーリーも細部まで説明がされておらず意味深で断片的でショッキングな展開が続く。勘のいい人は察するのが早いかもしれないが、繰り返しプレイすることで徐々に内容が浮き彫りになり意味がわかってくるタイプのストーリーテリング。
一見、奇妙で異質な世界が展開されているように見えるかもしれないが、紛れもなく現実世界の不条理な仕組みについて比喩、隠喩を交えて展開していることに恐怖を感じるかもしれない。
繰り返しプレイすることで、カットシーンのセリフなども遠回しな表現から、より具体的な表現へと変化したものに差し代わったりするので1周目で断片的な意味しかわからなくても問題ない。マルチエンディングも、終盤の展開が大きく変わり、立ち向かう相手も変わるので、周回プレイはほぼ必須と言っていいだろう。一度クリアすれば、マルチエンディングのクリア条件も表示されるようになる。 周回プレイも、一部のイベントや経路をショートカットできるようになり、アイテムや強化したパラメータも一部引き継ぐので1周目より快適に進めることができる。カットシーンも、スキップを選択する場合、新規を含んでいる場合はそのまま見るか、スキップするかを事前に選択できる配慮がされている。

グラフィックは、1960年代の日本という、まだ十分に道も舗装されていない木造家屋が立ち並び、区画整理も行き届いていない街並みなどを、不気味に再現しており臨場感がある。クリーチャーも日本の妖怪を彷彿される不気味で奇妙なデザインのものが徘徊していて緊張感が高まる。舞台が日本になってもサイレントヒルとしての一貫したテーマと世界観は見事に継承かつアレンジされ、違和感なく世界観に没頭できるよう作り込まれている。

ストーリーも、詳細は冒頭で述べたが、サイコロジカルホラーというジャンルの通り、主人公の精神的な精神世界をテーマに扱っている。ストーリーが進むにつれて現実と精神世界の境界線を徐々に曖昧にしながら、プレーヤーをも巻き込んで混沌な恐怖に誘う秀逸な展開を踏襲している。

戦闘は、ジャスト回避やジャストカウンター、アクションスタミナなど、ソウルライク的な要素が強めなシステムを導入している。これらを駆使しなくてもストーリーを進めることはできるが、使いこなせば有利になることは確実。これらのアクションが苦手ならば、スタミナ、体力などのパラメータを伸ばせば十分クリアできるだろう。

総評として、サイレントヒルのタイトルに相応しいサイコロジカルホラーゲームとして十分なクオリティを持った傑作であると感じた。繰り返しプレイすることでテーマ性の味わいが深くなっていくスルメゲーム。ぜひ一度クリアで終わらないでマルチエンディングを楽しいで欲しいと思った。

気になる点:
・道が障害物で塞がれ、特定の中ボス的な敵を倒さないと進めない強制戦闘が終盤多くなるのが気になった
・香港のチームが開発しているせいか、一部日本らしくない中国調なデザインが見受けられた(敵や内装)


x postへポスト

SITE_REVIEW オススメ類似レビュー記事

   

【ゲーム】METAL-GEAR-SOLID-Δ:SNAKE-EATER のレビュー

原作リスペクトを根底におきリメイクされたのが強く伝わってくる作品。 原作の内容を壊さずに、うまく現世代向けの操作感(T... 続きを読む

   

【ゲーム】ゼルダの伝説ティアーズ・オブ・ザ・キングダム のレビュー

従来の地上に加え、空などの探索領域が追加。地上にも無数に洞窟が増えて探索のしがいが増えている。前作通り自由な経路でマップ... 続きを読む

   

【ゲーム】デスストランディング2 のレビュー

ストーリーは大陸のほぼ全ての拠点を繋げて約45時間でクリア。トロフィー取得率は50%ほど。その時点でのレビューです。⚫︎... 続きを読む

   

【ゲーム】ツーポイント・ミュージアム のレビュー

博物館経営シミュレーションゲーム。経営というと小難しそうだが、そんなことはなく視覚的に問題と対策が把握できる。UIも優れ... 続きを読む

   

【ゲーム】アサシン・クリード・シャドウズ のレビュー

シリーズ初の日本が舞台。侍の弥助(剛腕正面突破系)と、忍びの奈緒江(動きが素早く暗殺系)の二人のキャラクターを使い分けて... 続きを読む

   

【ゲーム】黒神話・悟空 のレビュー

ソウルライクな死にゲーと言われるジャンルに入ると思うが、本家のフロムソフトウェア製の作品より難易度が低く、とっつきやすい... 続きを読む

   

【ゲーム】ゴーストワイヤー・トーキョー のレビュー

渋谷の繁華街、地下街、下町の商店街、住宅街などが精度高く再現されている。路地裏など本当に狭い建物の間や柵をすり抜けた先ま... 続きを読む

   

【ゲーム】サイレントヒル2・リメイク のレビュー

ほぼ初見のサイレントヒルです。⚫︎グラフィックグラフィックはUE5だけあって光と影と霧の効果が効いて美麗。オブジェクト自... 続きを読む

   

【ゲーム】アストロボット のレビュー

全50以上のステージが全て密度高く個性豊かに作り込まれている。映像も演出も個性豊かで、これでもかと思いついた良質のアイデ... 続きを読む

   

【ゲーム】スター・ウォーズ・無法者たち のレビュー

ゲーム内容は、複数の惑星、星系を舞台に、基本ステルス潜入でアンチャーテッドのようなパルクールありき、たまに銃撃の戦闘を挟... 続きを読む

   

【ゲーム】ドラゴンズドグマ2 のレビュー

RPGゲーム上のイベント(戦闘以外)は記号的にまで簡略すれば、A〜B地点間の人や物や情報の移動、伝達にすぎない。近年の巷... 続きを読む

   

【ゲーム】デッドスペース・リメイク のレビュー

日本発禁版が日本語字幕でPS5で遊べる!バイオ4の操作感で宇宙船とコロニーを舞台にしたサバイバルホラー。 本製品は、欧... 続きを読む

   

【ゲーム】CYBERPUNK2077ーULTIMATEーEDITION のレビュー

メイン、サブ(ほぼ網羅)含めて45時間ほどでクリア追加コンテンツの仮初の自由は、サブミッションも網羅、マルチエンディング... 続きを読む

   

【ゲーム】バイオハザードRE:4 のレビュー

RE3などで不満が出ていたステージの見所を端折らず、ほぼ全てのステージを現世代機の映像でリメイク。全てオリジナルに忠実と... 続きを読む

   

【任天堂ライセンス商品】ファイティングコマンダーforNintendoSwitch のレビュー

カプコン・アーケード・スタジアムを遊ぶために購入。ゲーセンガチ勢はアーケードスティック系を選ぶと思うが、自分は家庭用ゲー... 続きを読む

   

【ゲーム】ナビつき!つくってわかる・はじめてゲームプログラミング のレビュー

コードを記載して実装するのでなく、視覚的なフローを組み合わせてゲームを作っていく。内容的には、UnrealEngineの... 続きを読む

   

【ゲーム】ホライズン・フォビドゥン・ウェスト(HORIZON) のレビュー

エルデンリングとほぼ発売時期が被りメタスコア高得点などの話題の中、一見影を潜めて印象が薄くなってしまったようですが、内容... 続きを読む

   

【ゲーム】ゴーストオブツシマ のレビュー

日本刀で瞬殺で勝負が決まる殺陣による戦いは、従来に有り勝ちな長時間体力を削り合う戦闘と比較してスピーディで新鮮。受け流し... 続きを読む

   

【ゲーム】ラストオブアス・パート2 のレビュー

重厚感あるゲームプレイ。一足早く、次世代級のグラフィックでゲームができる。脚本に賛否両論が分かれているが、お約束馴れ合い... 続きを読む

   

【ゲーム】アサシンクリード・オデッセイ のレビュー

紀元前430年のギリシャ全土とエーゲ海の島々を冒険することができる。廉価版で4000円をきっている状況で、このボリューム... 続きを読む

   

【ゲーム】リングフィット・アドベンチャー のレビュー

老若男女による幅広い年齢層と性別をカバーしたきめ細かい運動負荷設定の配慮により、適切な負荷で楽しいゲームをしながらフィッ... 続きを読む

   

【ゲーム】ゼルダの伝説・夢をみる島 のレビュー

ほぼほぼ読み込みを気にせずにテンポよく遊べる良質のアクションアドベンチャーゲームです。初見はじっくり腰を据えて謎解きな... 続きを読む

   

【ゲーム】デス・ストランディング のレビュー

新たな未踏領域を切り開き、物資を届け人を繋いでいくゲーム。その過程でもオンラインで他のユーザとも助け合って繋がる。小島監... 続きを読む

   

【ゲーム】デイズゴーン のレビュー

このゲームを低評価にする人は、序盤のプレイヤーのスタミナ体力の無さ、バイクのガス欠の早さなどでウンザリしてしまっている人... 続きを読む

   

【ゲーム】ジャッジアイズ:死神の遺言 のレビュー

今回、龍0の脚本を手がけた方が脚本と演出という事で、前評判通りストーリーが引き込まれます。そして最後まで随所にニクい演出... 続きを読む

   

【ゲーム】ゼルダの伝説ブレス・オブ・ザ・ワイルド のレビュー

草原を駆け、馬を追い、馬に乗り大地を馳せる。生きるために狩りや採取をし、川や湖、山を越えて新たな大地を目指す。時には酷寒... 続きを読む


  Copyright 2021-2026 REVIEW_SITE ALL RIGHTS RESERVED.
  このサイトについて/お問い合わせ
  プライバシーポリシー
  総合トップページへ